60歳からの人生(旅)ノート

猫とAppleと米国株が好き

若くして死ぬということ

乳がんで入院中のKちゃんのお見舞いに行った。

病室のドアを開けたら、若い時のKちゃんそっくりのお嬢さんが、足をさすっていた。

胸のしこりを自分で発見してから、手術と抗がん剤は、拒否して、自然治癒能力を信じて自宅療養を選んだのは、

彼女らしい。

健康な時から、食や住まい方、生き方全般にそういう選択をする人だったから、

最後まで、自分の考えを貫いたのは立派だ。

心やさしくて、お話のしかたがとても素敵な女性

「会いたい {%ハート1webry%}」と病床からメール。「すぐ行くよ」と 親しい友に連絡を取って行ったが、

容体の急変。

今月を越せるかどうか?・・・・・・に絶句。

若い時代を共に歩んだ友人のなかで、オトナになってますます深い話が出来る、

唯一の人だったKちゃんが、どうして、こんなに早くいなくなってしまおうとしているのか?

いい人と天才は長生きできないって、ほんとうなんだ。

凡庸な自分が長く生きることだけが恐ろしいと思う。

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