60歳からの人生(旅)ノート

猫とAppleと米国株が好き

四つの嘘 大石静著

年末・年始は7日までお仕事モードで、パソコンに向かい肩コリコリ、目はかすみ目状態。 歳とると目がね~~~^^;;。皆さんもいたわってあげましょうネ。大切なお目目ちゃんを。 一段落してホッと気が抜けて、気分転換にジム行ってノー天気に過してたら、 あ~たまには小説でも読んで、人間の感情の機微みたいなモンに浸ってみたいなあ~という気分になりました。
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故、米原マリさんがNHKラジオのBookコラムでおもしろい!と絶賛していたのを思い出して選んだのが大石静著:「四つの嘘」 超!ちょう!おもしろかったです。久々に朝まで一気に読んじゃいました。(また、お目目が・・・) 俄然!大好きになりました。大石静。展開も速いしまるでドラマを観ているよう。 それでもって、桐野夏生みたいに暗くて裏の裏みたいじゃなく、正当な判断力を感じさせる。こういうの好きです。 >;(以下、本の表紙より転記) ねえ、私は何のために生きているの?あなたは今のままでいいの?   女であるが故の狡さ、醜さ、痛さ、哀しさ、そして強さを生々しく過激に描ききった、傑作長編小説! 淫乱に生きるしかない、詩文。(仮に配役するんだったら若いころの大竹しのぶ) 平凡に生きるしかない、満希子。 仕事に生きるしかない、ネリ。 平凡に生きるはずだった、美波。 ひとりの女がニューヨークで事故死した。同じ事故で、日本人外交官も死んだ。現地警察は二人の間に何の関係も見出せなかったが、日本でこのニュースを知った3人の女にだけは、この事故の意味が理解できた。 残された3人の胸に愚かしくも残酷な「あの頃」が蘇る。 そして、それぞれの「嘘」が暴きたてられていく。。。