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船と建築展~日本郵船博物館

横浜の日本郵船歴史博物館で開催されている「船と建築」展に行ってきました。

船と建築の深い関係に注目した展覧会です。


1920~30年代にかけて、客船は建築家たちの注目を集めました。
当時の客船は、各国が最先端の科学技術と芸術の枠を集め、国家の威信をかけて建造したもので「動く国土」とも呼ばれていました。
この船内装飾の設計、船のデザイン、機能そのものが多くの建築家に影響を与えていたことは、あまり知られていません。(もちろん私も知りませんでした。)

近代建築の巨匠 ル・コルビジェ(Le Corbusie 1887-1965)に代表される
当時の建築家がいかに船に強い興味を抱いていたかが紹介されています。

実際、建築には船体の流線型、屋上デッキ、丸窓など、船が究極のモダニズムのシンボルへと昇華されていった様々な名残を見つけることができます。

写真や建築模型が展示されていて、それらを見ると船がいかに建築家、建築に影響を与えていたのかに気づきます。

現代建築に船が参照されている事例や、ル・コルビジェが手掛けた船「救世軍の収容所」(1929年改造)のリノベーションのためのシェルターについても紹介されています。






その後は、氷川丸(船と建築展の入場券の半券を持っていると無料で入場できますョ)

お天気も良くて温かくて、花粉もいっぱい飛んでました[#IMAGE|S42#]