60歳からの人生(旅)ノート

Appleと猫と米国株が好き

建築パースレンダラーの仕事について

建築パースを描く仕事についてから、おおよそ34年になります。
20代後半、手に職をつけたいと、つまり自分で生きて行ける術を身につけなくてはと思い、転職してこの道に入りました。

最初は、ほーーーんとに下手くそで。💦💦
一応、パースの学校は通って終えたものの、なーんにも知らなくて💦😂
建築の知識も絵の技術も 両方とも無かった。

今思えば、お金なんか頂けるような代物じゃなかったなあ。。。と。
クライアントさんの前で、ホントに汗💦💦かいて、真っ赤な顔[#IMAGE|S133#][#IMAGE|S151#]して、必死で夜遅くまで直してました。っけ。[#IMAGE|S145#]

途中、何度か自分に合ってないなあ〜やめようかしら?
と思いましたが、なんだ、かんだと今日まで続けて来られたのは、周囲の方々に恵まれたのと、
何より、夫のおかげだなあと感謝しています。
今、続けて来て良かったと思っています。

今日、Face Bookで、あるとても力量のある大阪のパースレンダラーの方が、
建築パースレンダラーの仕事について、こんな風に
おっしゃってました。
大変、共感したので、自分の備忘録の為にも、又、これからパースレンダラーになろうと思はれる若い方の為にも記しておきたいと思いました。

※以下、抜粋です

建築パースレンダラーの仕事について

「この職能が誕生したのは、『昭和の万博』の頃。
各国のパビリオンや、様々な施設が建設され、
【完成予想図】なるものを専門に描く人が誕生。

【絵画】と【建築】の両方のスキルが必要な職種。

画家では出来ない。 設計者じゃ描けない。
その両方の知識と経験がないと出来ないわけです。

それと、それを自分の観点・感性で自由に表現するのじゃなく、
場合によっては、ある種、自己を消して、
クライアント(発注者)の意向に寄り添うような・・

【優しさ】が根底に必要なスキルです。(私ゃそう想う)
我の強い、芸術家タイプでは、ムズカシイかもしれない。

そんな職能集団(種族)がレンダラー。

私が、ひとこと付け加えさせていただくならば、

パースレンダラーにとって、一番嬉しいのは、
クライアント(発注者)さんと お施主さんが、喜んで下さって、
結果、ご契約が成立しました~‼と喜びのご報告を頂いた時です。
決して、上手な絵を描くとか綺麗なCGを作る事ではないんですよね。
建築パースって。


本日は住宅以外のパースをご紹介させて頂きます

某企業様の社屋建て替え計画  案です
残念ながら、様々な理由からペンディング中。。。ですが、^^;;
動き始めることを願いつつ[#IMAGE|S110#]