X’masマーケットはスリにご用心
今回のツアーは
①ドレスデン(ドイツ)→②プラハ(チェコ)→③ウィーン(オーストリア)→④ブダペスト(ハンガリー)のX’mas
マーケットをめぐるというもの。
国によってマーケットの雰囲気もそれぞれ違っていてとても楽しいツアーだったのだが、X’masマーケットはスリの仕事場でもあるということを再認識させられた。
ユーロになり、国境を越えた人の往来が自由になったということは、ドロボーさんの行き来も自由になってるんだそうで、この時期の観光客はカモがネギ背負ってやってきた、ぱたーんなのだろう。
お気の毒な事に、同じツアーの方がウィーンのX’masマーケットで背中にしょっていたバッグを切られ、バッグごと全部持って行かれてしまった。
バッグの中には、パスポート・財布・クレジットカード・スーツケースの鍵(たぶん自宅の鍵も)・携帯電話 ぜ~~~んぶが一瞬にしてなくなってしまった。(@@)
しかも、当日は金曜日の夜で、翌日は土・日で大使館は休み。
普通ならパスポートの再発行手続きの為ために月曜日までひとりウィーンに居残らざるを得ない状況だ。
しかし、同じツアーの中に、ひとり参加してらした一見、変な叔父さん(失礼!{%一言・ペコhdeco%})(仮にOさんとしよう)
このOさん、実は大した人物で、超、ちょ~オオモノ政治家(○○たろーちゃん)のマブダチだった。{%ビックリ(チカチカ)hdeco%}
電話一本で休暇中のオーストリア大使を動かして翌日にはパスポートを発行させてしまった。{%ビックリ(チカチカ)hdeco%}
驚いたのは、添乗歴4000日を超えるベテラン添乗員氏で、こんな事は普通ゼッタイありえない事です!と何度も言ってらした。
そんなわけで翌日は、全員揃って最後のブダペストに移動出来たのだが、ブダペストのX’masマーケットに到着するや否や恐ろしい情報が入った。前日に訪れたクラブツーリズムのツアー客10人がココでスリに遭ったという。
ひえ~~~~っ!!{%顔モジヒヤッ(シェイク)hdeco%}
キラキラネオン輝くX’mas広場を目前にして、なんだか、ひ弱な子羊がオオカミの群れに放たれてムザムザと餌食になるような・・・そんな心境でしたねぇ。。。
そこで、添乗員さんの判断で、全員がバッグごと貴重品をバスの中に残して、運転手さんが番をしているという態勢でタダの見学状態になりました。(子羊と云っても、平均年齢が相当高いツアーでしたけどねぇ。(笑)
色々スリリングな事ありましたが、そのおかげで皆さんとも仲良くなれて楽しい旅でした。
とにかく、外国でパスポートを取られるということはほんと~に大変なコトなんだと再認識いたしました。
今回、不幸にもスリに遭われた方も含めて、渡航経験の豊富な旅慣れた方が半数以上でしたが、どんなに気をつけていても遭う時は遭うんですねー。
どなたかがおっしゃってましたが、何と言ってもドロボーがプロなんだそうです。
年末年始、海外にお出かけになる方、どうかお気をつけて。
パスポートは腹マキに・・・をおすすめします。