「人生出たとこ勝負」
内館さんの座右の銘だそうです。
いい言葉ですよねえ~♪思はず、マネしたい!と思った言葉です。
「すぐに大学院を受験し、大相撲を研究しよう」後先を考えない無謀な試みか。それとも人生80年の今しかない絶妙のタイミングなのか⁉
(内館さんが東北大学 大学院に社会人入学したのは2003年4月です。3年後、2006年3月に見事、修士課程を修了されました。)
わずか16年前までは、人生80年と言われていたものが、今や人生100年時代なのですね。。。。と、時代のスピードの速さに改めて、驚きます。
”人生出たとこ勝負”を座右の銘とする著者が挑んだ学生生活。
想像以上の厳しい講義、若者だらけのキャンパス、その3年間は、まさに
「知的冒険活劇ロマン」であった!
~文庫本帯より~
2月の雪
3月の風
4月の雨 が輝く5月を作る
内館さんはサインを求められた時、このように書くそうだ。
2月に雪が降り、3月には突風が吹き荒れ、4月には長雨が続く…
そんないやな気候の積み重ねが実は、輝く5月を作ってくれる。
定年を迎える年代は、「輝く5月」に突入しようとする年代ではないかと。
ここに至るまでの人生には、雪も風も雨もあったはずだ。
それらは、つらく、苦しいことの積み重ねだったろう。
しかし、それらはすべて
「輝く5月」を作るために必要なものであったのだ。
「定年を迎えて、再び学校に行き、再び学ぶということは、より輝く5月を目指すこと。」
だと私も思う。
売れっ子脚本家が仕事を休んで、仙台に移り住んでまでした大学院3年間で得たものはとても大きかったと仰っている。
最大の得たものは、「考え方の広がり」だそうだ。
ノウハウではない考え方。これは、すごい事です。羨ましい。
とかく、我々の年代になると、何かを始める時「老いの準備」とか「人生の忘れ物」とかのとらえ方をされたり、したりしがちだ。
そういう、店じまい的思考をしながら、60代からの人生を送るのは、私も性に合わないと思っている。
人は、幾つであっても、何かをやろう!と思った時が一番若いのよ。
若さとは、年齢ばかりではないと思う。
私は内館さんの本は、好きなので、結構読んでいる方だと思うのですが、
「終わった人」「すぐ死ぬんだから」共に大ベストセラーの終活ストーリーですが、
共通点として、「老いの美学」があると思う。
学会で出会った高齢の学者たちのたたずまいの美しさには憧れると、仰っている。
頭を使い続けると、頭は機能し続ける。
昨今の若者は「尊敬できる何かを持った大人」ならきちんと評価し、リスペクトするという。
年齢を重ねるほどに人間も、二極化するように思う。
頭も体もピンピンしており極に行きたいと願う。
そのためには、
私は、60才過ぎたら、学ぶこと と運動することだと思っている。
素敵な歳の取り方をしたいものです。
19歳のドンちゃん、目は見えなくなりましたが、食欲旺盛‼︎、うんチも良好‼︎
愛情たっぷり幸せな老後の生活…。と飼い主としては思っているんですが、本人は
どう思っているのでしょうか?ネ〜(^^)
仲良し ドン& カン コンビ