「他社との競合です。
是非とも、こちら(当社)に決めて戴きたい。最終のお返事を頂くためのパースです。
時間もありません。明後日までに作っていただけますか?」
はい!! 他社との競合物件! 俄然!萌える~~!!のです[#IMAGE|S66#]
他社さんで出した、パースを拝見し、
他社の物件の、どういうところが気に入ってらっしゃって、どういうところに迷ってらっしゃるのか?
奥様の本当の好みとこだわりはどこなのか?
担当者のお話を伺いながら、どんなイメージで仕上げるのかを探っていく。。。
私は、案外、この作業が嫌いではないのです。[#IMAGE|S37#]
最近は、SUREのデータを AD-ONEに持っていき、アングル検討などをして、レンダリング。
その後、手描きの風合いがご希望の場合は、Photshop とClipStudioで仕上げることが多い。
昨日、お納めしたコチラの物件、
お客様、とても気に入って下さったとのこと[#IMAGE|S16#]
ご担当者さんより、「ご成約になりそうです[#IMAGE|S51#][#IMAGE|S58#]
何より、嬉しい[#IMAGE|S45#]とのご連絡を頂きました。
もちろん!その営業担当の方、チカラのある有能な方なんですけどね~~
私メのパースがちょっとでも、お役にたてれば、パース屋としては、何よりうれしいのです。
Clip Studioはお絵かきが愉しいので、練習がてらこんなのも描いてみました
玄関わきに置く鉢植えの素材として、使えるように。
読書の秋~英国の老人の暮らしから学ぶ
英国の老人の暮らしから学ぶ
最近、TVやネットを観るのも、疲れるというか飽きてきたというか、情報量が多すぎる割には、ほとんど大したものもなく、やはり、心が充実するのは
読書に勝るものはないのでは?と思うこのごろ。秋の連休は全国的にお天気が良くないようで、こんな時は読書に限る。
英国関連本で 大好きな作家 昨年永眠された料理研究家の大原照子(おおはらしょうこ)さん
「英国式スローライフのすすめ」 の感想です。
大原さんは、過去にも何冊も読んでいるし、お料理本も持っているが、この「英国式スローライフのすすめ」 は初めて読みました。
2004年、12年前に書かれた本だが、今こそ高齢社会に突き進む現代の日本女性には、おススメの一冊だと思いました。
私の一番の関心事である、老人女性の暮らしかたの実例集というヒントが満載です。
「日本より50年も先に老人国になってしまった英国の老人たちの暮らしは今になってみると大いに参考になり、しみじみ身につまされたりしています。どの人も倹約と質素を絵に描いたような人物で、教えられることがたくさんありました」 ~エピローグより抜粋
女性も男性も、いつかはおひとり様になって老人として暮らしていく日々、少しでも素敵に生きたい,
可愛いお婆ちゃんになりたい、誰もがそう願いながら、健康やお金の不安、長生きの不安をかかえながら生きているように思います。
とても印象的だったのは、かつて「ゆりかごから墓場まで」と言われた、大英帝国の福祉、何もかもタダという暮らしも、既に12年前にはあちこちにほころびが出ていたようで、英国は社会保障の行き届いた国だから、日本のように将来に不安など感じずに老人たちは優雅に生きていられるのでしょう。。。と思っていたのは、思い違いだったようです。
無料の老人ホームだって、順番待ちで入居は数年後という話しだそうで、現代の日本と同じ。
「隣の芝生は決して青くはない」ということですネ(苦笑)
先進国、いえ、途上国だって老後の安心はせっせとお金を貯めることになるのでしょうか?
私自身は介護施設など入らずに、100歳になっても、自分でできることは自分でしたいと思うし、自分の家で最後を全うしたいと思います。
その為に大切なこと5つを以下のようにまとめています。
1住まいをきちんとする
2大きいものは持たない
3上質な日用品を使う
4家にひきこまらない
5無駄使いしない
英国好きなお客様の打ち合わせ用 内観パース
終の棲家を、計画中のお客様への打ち合わせ用 内観パース。
奥様、「私、英国かぶれなの。。。アメリカじゃないのよ。英国が好きなの」[#IMAGE|S18#]
ハイ、私も、英国大好きです。憧れてます。
TVダウントンアビーなんて食い入るように観ましたもの。[#IMAGE|S16#]
一軒の家を建てる。しかも注文住宅。これは、大小にかかわらず、愉しくて大変な作業の連続です。
言葉だけでは通じない、やっぱりイメージパースが無くては、、図面だけでは話が進まないです。
このイメージパースを叩き台に、壁紙や床や、家具選びや、カーテン選び、、、、大いに迷いながら、満足のい
くお家を建てて、いただきたいですね。[#IMAGE|S3#]
映画 はじまりはヒップホップ
ダンス好きの友人3人で「はじまりはヒップホップ」を観てきた。
60歳すぎるとシニア割で¥1800が¥1100で観られるのが、得した気分。
シネスイッチ銀座は 和光の裏にあるミニシアター。
椅子も背もたれが高くて首がちょうど支えられて座り心地も悪くなかった。
何より、いいなあ~と思ったのが、現在上映中の映画や今後上映される映画の手描きイラスト。
誰が描いているのだろう?ネットで調べたがわからなかった。文字も良かった。こういう絵が描ければいいなあと思った。
写真を撮ってきたので真似して、描いてみた。
肝心の「はじまりはヒップホップ」についての感想。
なぜか?涙が出た。隣に座っている友人二人も時折涙ぐんでいるのがわかった。50年以上人生を歩んでくると、しみじみとわかる人生の悲哀。
どんな人にも、人生は平たんではない。トラブルのない人生などあり得ないのがわかる年齢。
「生きるってそういうことよ」というセリフが心に残る。
At any Age,I hope Dancing 「幾つになっても僕は踊っていたい」
これは映画とは関係ないのだけれど、6月にクルーズ船に乗った時、知り合ったプロダンサーが言っていた台詞に、私はいたく感動した。
歳を重ねるほどに(=残り時間少なくなるほどに)
本当に好きなこと、やりたいことだけをやりたいと思うし、会いたいと思う人にだけ会いたいと思う。やりたくないことを無理してやる必要もないし、会いたくない人に会う必要はない。
とっくに世間体などから、解放されて自由になれたのだから…と思うこの頃。
あてにしない生き方 &「イギリス流輝く歳の重ね方」
読書 井形恵子著 「あてにしない生き方」
「イギリス流輝く歳の重ね方」
井形さんの本は、好きです。これまでにも結構、読んでる方だと思う。
井形さんの本は、タイトルが上手い! たまにタイトルと中身が一致してないんじゃ?と感じることもあるけれど(苦笑)
読者が何に興味があり、何を求めているのか?=つまり、どうすればこの本を買いたいと思うか?人の心をつかむ言葉使いが上手い!
気に入った言葉があった
誰かをあてにすれば失望し、自信を喪失するスパイラルに陥ります。そんな生き方より、最後まで、自分の人生を背負って立つ方が、周囲にも喜びが波及するのではないだろうか?
それは、たぶん互いが程よく気を使い、身の回りのことは楽しんでできる。
そういう風に歳をとっていきたい。(同感❗️)
人生にトラブルはつきものです。
「私たちは生きていく中で幸福と不幸の比率を均等に授かっているからです。より、高い社会的地位に恵まれ、金もあり、幸せに近づいたと思はれる人は、それと同じだけのマイナスを背負って生きることになる」
といった人がいました。
大切なのは
過度な信頼や熱狂に振り回されず現実を直視する態度
(以上、本より抜粋)
はい、確かに…。この歳まで生きてくると色んな人の人生を見てきますネ。
思うに、普請(=家を建てる事)
分不相応に大きな立派な家を建てたりすると、その反対に何か災いが起きたりします。病気になったり、事故に遭ったり。
芸能人を見てると、よくわかりますね。
だから、分相応の普通の暮らしを続ける事が出来たら、それはそれですごい事だと思います
そんな風に思うこの頃です。
初めてのひとり参加で、船に乗ってきた
実は。。。ブログには書いていなかった(=気になりつつも放置状態>😅
が、2か月程前に初めて一人参加で地中海クルーズに行ってきた。
旅行会社のツアーに参加して、その日程をなぞるように旅行記をUPしたり写真を何十枚も、UPしている人があるが、アレはどうも。。。ご自分の備忘録としては良いかもしれないが、見ていても飽きてくるし、、、私としてはする気にならない。ので、今日になってしまった。
一人で日光浴なんてしてしまい、時間が経つのが遅いこと。30分が限界。
外国人はなぜ?炎天下何時間も寝ていられるのだろう?
添乗員付きのツアーに参加することを一人旅とは言わないと思う。
でも、若い時とは違って、体力も衰え、バックパッカーのような旅は無理だし、又望むところではないので、60代以上の女性が安全に、楽ちんに且つリーズナブルに、海外旅行できるのはツアーの良いところだと思う。
まして、昨今のヨーロッパは何が起こるかわかりませんので。
クルーズは初めてではないけれど、色々思うところはあった。
結論としては、やはり。
「あれこれ考えるより行動してみることが大事」ということだ。
それから、ひとりでクルーズ船に乗っても、愉しくはない。
クルーズは夫婦でのんびり、気兼ねなくが良い。と思う。
なぜなら、同じツアーといっても、その時の参加者の構成によって、随分違いが出てくると思うから。
今回の参加者の構成は、
- 一人参加の女性は80歳の女性2名と私の3名で、
- 新婚さん7組、
- 中高年夫婦2組
- ずーっとおひとり様で定年退職した女性2名組
なんだか、おもしろいでしょう?
現代の日本の人口構成をベースに、旅行に出かける人達の構成を、如実に表わしているなあと感じました。
なんだか、チョットした小説というかドラマが書けるような、10日間だった。そういう意味では、おもしろかったし、やはり、行く前には想像もしていなかったことが起こるのが、ひとりで行動することだと思った。
次回から、匿名で 驚くべき二人の80代女性 と 定年までおひとり様を貫いて退職された二人の女性の人生 、これは、小説になるでしょ❕と思ったほど。💦
いや、いや、 綺麗にすてきに年を重ねるのは、簡単ではありませぬ。
女性の人生ドラマだなあ~これは。*^^*